定義と関係式ー10点からの物理学ー
唐突ながら今回物理の勉強法についてお話ししたいと思います。
僕がセンター10点台から、二次試験の物理が簡単に思えるようになったコツを教えます
まず、物理において解法は
①定義を使用するもの
②関係式を使用するもの
この二つしかありません
①定義・実験式を使用するもの
例えば、
速さは単位時間あたり(1秒)の進む距離
速度は単位時間あたり(1秒)の速度ベクトル
クーロンの法則 F=kqQ/r^2
etc...
②関係式を使用するもの(覚える)
運動方程式 ma=F
コンデンサーの基本式 Q=CV
熱力学第一法則 Q=ΔU+Wout
etc...
ここでね一つ言いたいこと
波の基本式 v=fλは関係式と思われがちですが、実は定義なんだよね
ここで、教科書の復習
v…単位時間あたりに進む距離
f…単位時間あたりの振動回数
λ…一波長の長さ
え、ちょっと待ってね
v=fλ?そりゃそうだよな
わかりやすく言い換えれば、波長が一秒間に何回あるのかがfの意味
fにλかけたら、そりゃあ一秒間に進んだ距離がでるでしょ。つまりそれってvでしょ
当たり前の式だよな。これを関係式で覚えるしかないとか言うんじゃねぇ
ってことなんです。他にもV=dEや干渉の式(dsinθ=mλ)などは定義に分類されます
僕がさっきやったみたいに、え?まぁそりゃ当たり前だろ。と思える式と言うことです。
このようなものをいちいち覚えて、公式を振り回す勉強はやめていただきたい。物理が嫌いになる人の大半が公式を振り回すだけの数学になっていると思います。
定義をまずしっかり覚えて、そこから関係式にいくように。
物理ほど少ない問題で点数が伸びる科目はありません。
まずは理解から。問題は二の次です。。
物理は楽し
今日はこの辺にしたいと思います。長文になりすぎるのも嫌ですからね
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